先日、知人のご厚意で東京・立川に在る「国営昭和記念公園」敷地内で行われた公演会へ行って来ました。
夏の暑さも一段落し、蝉と秋の虫の鳴が混ざり合い、篝火の燃える能舞台、その後ろにはライトアップされた樹木が池の水面に浮かび上がり、なんとも幻想的な光景でした。
野外の公演会と言うことで、芝生に座りながら焼きおにぎりを食べ、日本の伝統芸能を拝見するというなんとも贅沢な時間を過ごしました。
能とは:約600年ほどの歴史を持ち、舞踏・劇・音楽・詩などの諸要素が交じりあう現存世界最古の舞台芸術だそうです。春日大社の薪御能は是非とも見に行きたいところです。
狂言とは:能とほぼ同時期に発生し、笑いを誘い観客に親しみやすい狂言と、対照的な能はセットで演じられる事が多いようです。和泉元哉がやっているのも狂言ですねw
全くのド素人ゆえに事前の丁寧な解説がなかったら、たぶん半分も理解出来なかったでしょう…。
しかしながら、絶妙な日本文化独特の「間」の取り方を感じ取ることは出来ました。
「次は、雅楽を聴きたい!」と、こんな欲求が密かに芽生え始めています。