高松塚古墳(奈良・明日香村)の壁画がカビてしまったと言うニュースを頻繁に聞くようになりましたが、その原因に「えっ!!?」と驚きを感じずにはいられません。
当初は地震などによる亀裂(盗掘の穴もアリ)から虫や雨水が浸入したのが原因なんて話もありましたが、作業員が防護服を着用せずに普段着で作業を行ったり、石室外部へのカビの発生を確認しておきながら何の処置もせず蓋を閉じてしまった等の、素人の私から見ても「おいおい」って思ってしまう管理状況であった様です。
ちなみにこの件について文化庁は、「明確な過失は認められない」と謝罪を拒否したらしいですね…。
また、修復作業中にライトを倒し壁画を損傷させ、事実関係を公表せず修復していたことも問題になっています。
間違いなくバレなきゃバックレていただろうなぁ…。こちらは処分が検討され始めていますが、それだけの大ちょんぼをしでかしながら今ままで何の責任も問われなかったのかと… 小一時間じっくり問いつめたい気分です。
まーね、現在の技術が完全ではないのは解りますが、普段着で作業したとか、ライトを倒してぶつけるなんてのは技術以前の問題でしょーが! あほか。
せっかく1000年以上も眠っていたモノをわざわざ掘り起こして、僅か数十年でダメにするって、いったい何の笑い話なんだかね。
実は、邪馬台国の所在に関する遺跡が発見されたんだけども、どっかの大教授が酔っぱらった拍子にバラバラにしてしまい、「やっぱり邪馬台国は謎だったー!」と言う事にしてしまった…。なんて話が無くはないよなと思う今日この頃。(笑)
そうそう、キトラ白虎が28日まで奈良文化財研究所飛鳥資料館にて公開しているそうです。今月は金が無くて行けませんがね……。
【奈良文化財研究所飛鳥資料館HP】http://www.asukanet.gr.jp/
【高松塚古墳HP】http://www.asukanet.gr.jp/ASUKA2/TAKAMATUTUKA/takamatutuka.html