悪魔がうたう愛の歌

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2006年10月11日(水)

赤色

彼岸花を真っ赤に撮るには工夫が要る。
カメラのオート機能任せに撮れば
気の抜けたコーラの様な色になる。

光の反射を除くために
偏光フィルターをレンズに填め込む。
露出をややマイナス目にして
葉の緑に溶け込まない程度のさじ加減。

人工かつ意図的に創り出される赤色。

写真用語の中に「記憶色」と言う言葉がある。
旅行先で見た、海、空、山、町並みが
「今でも瞼に焼き付いている」などと人は言う。
しかしながら瞼に写るは膨張されし記憶の妄想。

透き通るような青
燃えるような赤
これ程胡散臭い表現もないだろう。

写真だろうが、映像だろうが、肉眼だろうが
我々は目に映る妄想の連続を自己完結的に解釈し
ただ安心しているだけなのかもしらん。

Filed under: つぶやき| MASANAO @ 10:57

2 Comments »

  1. 幻想だとしてもそれに酔っていたいのは私の意志
    偽りの赤だとしてもそれに染まってしまえば分らないもの
    染まっていく私は案外馬鹿なほど健気で、
    自分で言うのもなんですが可愛い乙女している

    征服されたい
    その願いを叶えつつあるように感じさせるのです、
    私を捉えている赤は
    実際にはただの薄汚れた雑草にすぎないのかもしれないけれど

    漂白されるのはもう無理だろうから
    あとは黒く染まるくらいしかできない?

    芸術方面のことならあにいのがご存知かしら?

    血液の赤はきれいよ
    だからすきなの
    それだけはきっと裏切らないわ

    コメント by まりまり — 2006/10/11 @ 22:49

  2. そうだな
    血の赤から熱い何かが抜け落ちて
    綺麗な紫になるかもしれない。

    死を象徴する色、紫

    初めと最後はやはり漆黒だろう
    —–

    コメント by まさなを☆管理人 — 2006/10/11 @ 23:57

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