人影もまばらな景色が一転し、ここは青森の原宿か…いや巣鴨か。
想像以上に活気があり大間ブランド恐るべしと言ったところ。
しかし、とある一角に大型クレーンが建ち並び異様な空気を漂わせている。
あと数年で稼動する事になるであろう大間原子力発電所の建設現場だ。
マグロだけではこの町を潤す事は出来ないのであろうか…。
ま、安易な批判や理想論を語るつもりは無い。
ただ、この海鮮丼は期待を上回る幸せを与えてくれた。
本州の最北端にある食堂「かもめ食堂」で昼食の筈だったが、メニューの関係で「マリンハウスくどう」に変更。
この他にも大間産マグロを提供する店がありアレコレ物色してみるのも楽しそう。
地元とはいえ、何時でもマグロが食べられる訳では無い。
次期や天候にも影響を受けるので、我々は運が良かったんだろうな。
それに少し前までは築地等の都市へ卸し、地元では口にする事が出来なかったって言うんだから尚更だ。
どんな一級の食材でも東京へ運ぶと不味くなるような気がするのは気のせいだろうか。
自宅へ直送で送った大間産中マグロ。
普段食べている物とは見た目からして違うんだよな。
ま、下手したらもう二度と口に出来ないかもしれないこの味を自分へのご褒美として堪能させて頂きました。
【大間町ホームページ】http://www.net.pref.aomori.jp/ooma/