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2005年06月08日(水)

心の安定

どんなに凄い人間であろうとも、やはり不安といふモノを抱えている。老後の生活、失業、失恋、突然の事故、大地震、まだまだ数え切れない程存在しているであろう「不安のタネ」。そんな中で、ぶっちぎりNo.1はやはり「死への恐怖」だろうと思います。ま、死というのは何人たりとも逃れようの無いモノではあるが、 “死” とは何か?と問われて明確にそれを説明できる者は居ないだろう。心臓の停止が死だ・脳の活動が止まれば死だ・肉体は滅びても魂は生きている…等々、各々いろんな思想が飛び交ってくる。ですが、結局 “死人に口なし” って訳で真相は永久に闇の中です。そんな、死の恐怖から逃れる方法として人間が創り出したものに「宗教」といふモノがあります。 “信じる者は救われる” ってやつですね。やたらお金の掛かるモノから、永年にわたってドンパチやっている様なモノまで、世界には様々な神様が存在しています。神様がこれだけ居れば、世の中もっと平和になってもよさそうな気もしますが…(笑) しかし、心の安定剤としては、抜群の効果を発揮している様です。何かに従って生きる事で、己の思考を停止させる。人間、考える事をやめてしまえば「不安のタネ」なんてモノは生まれないって事なのでしょう。あとは、何かに属する安心感といふモノも有るかと思います。全くの “無” 、完全なる “自由” といふモノほど人を戸惑わせる要素は無いんじゃないでしょうか? 現代的なモノで見ますと、「携帯電話」「インターネット」「サッカー・野球の応援」「学閥」「派閥」まだまだ在るとは思いますが、 “誰かと繋がる安心感” を得るツールとして使われているのかなと思います。これらは、 “ある種の逃げ” といふ見方も出来ますが、そんな不安に怯えながら生きて行くのも何だかとても滑稽な話でもありますよね。ですが、歴史的に見ましても人間の不安・恐怖と葛藤しながら多くの素晴らしい財産を築いてきたと言う事実があります。私自身としても、人の弱さ・不安の中で藻掻き続けられる人が、本当に強い人なんだろうなぁーと思います。

Filed under: つぶやき| MASANAO @ 17:30

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