お盆休みの初日、銀行で書類を10枚近く書かされ、げんなりしながらハイネケン半ダースを部屋に置いて映画館へ。
途中、金券ショップで割引チケットを買う。1270円! 夏休みだと言うのに、2/3程度の観客数。
まぁ、前評判が最悪の様だしね…。自分自身も過度な期待はしていなかったからな。
でもね、「ガーン!」っとやられてしまいましたよ。私は。
一人で見に来ていて良かったと思った。映画が終わった後、もし隣に誰かが居たら、どんな顔をすれば良いのか分からなかっただろうし、何を話せば良いのかも分からなかった。
主人公と、今の自分がここまで重なってしまうとは思いもしなかった。映画でこんな思いになったのは初めての事。
そのまま続けて2回目を見ようかとも思ったけども、この感覚と言うか感情をもう少し味わっていたくて外に出てしまった。
この作品は、解る人には解るだろうし、解らない人にはトコトン理解されないだろうなぁと思う。
ジブリ作品だとか、宮崎駿の息子だとか、先入観無しで見て頂きたい。
皆さんが楽しめるか保証は出来ませんけどね…。。